PENTAX K-30+初代KマウントオールドレンズSMC PENTAX 50mm F1.4で天体写真撮影

公開日: : 最終更新日:2014/09/11 一眼レフカメラ ,

先日PENTAX K-30と、購入時にセットで付いてきたズームレンズ”smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR“の組み合わせでアイソン彗星を撮ったのですが、あまり写りが良くありませんでした。

撮影した場所が都市部だったため空が明るかったというのもありますが、そもそも天体写真にF値が大きく玉数も多いズームレンズなど使うのが邪道ではないかと。そこで次は明るい単焦点で攻めてみようではないかと。アイソン彗星は残念なことになってしまいましたけど。

しかし残念ながら比較的安価な部類の標準レンズでさえ今は購入する余裕がありません。大口径レンズ、憧れますけどね。

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そこで登場なのがSMC PENTAX 50mm F1.4。祖父が持っていたPENTAX KMに付いていた単焦点標準レンズです。40年近く前に発売された初代KマウントレンズがK-30でも使えるんです。さすがPENTAX。

ただし使用する際はいくつか気をつけなければならない点があります。

手ぶれ補正

レンズを付けて電源を入れると手ぶれ補正に必要な焦点距離を入力する画面になります。電子接点がないのでレンズからカメラ本体に情報を伝えることができないのです。このとき入力する焦点距離は実焦点距離なのか35mm換算なのか迷いましたが、ネットで調べたところ実焦点距離が正解の模様。カメラを固定して撮影する星野写真の場合は関係ないですけど。

絞り制御

K-30の場合、バルブとマニュアル露出以外は全て絞り優先露出になります。ただし絞り優先露出では開放固定となります。マニュアル露出でもISO感度を固定にしないと絞りが効きません。これも星野写真の場合はバルブだし、周辺減光が気にならなければ絞りは開放で使うことになると思いますけど。

フォーカス

当然マニュアルで合わせるわけですが、シャッター半押しでピントが合った時に測距点と合焦マークが点灯してくれます。ただし星野写真を撮る場合は対象が暗くて動作しないので、ライブビュー拡大でピントを合わせます。ちなみに私が持っているSMC PENTAX 50mm F1.4はフォーカスリング端っこが無限遠になっていませんでした。

以下はK-30に取り付けたところです。もう似合ってるのか似合ってないのか良くわからない不思議な感じがします。

IMG_0352

というわけで何枚か撮影してズームレンズと比較してみました。まだ赤道儀迷っているので固定撮影です(^^;)。

全て”JPEG撮って出し”です。まずは同じ露出時間で

SMC PENTAX 50mm F1.4 1.6秒 ISO3200

SMC PENTAX 50mm F1.4 1.6秒 ISO3200

smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC 40mm F4.5 WR 1.6秒 ISO3200

smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC 40mm F4.5 WR 1.6秒 ISO3200

次はそれぞれ露出時間を変えてみました。

SMC PENTAX 50mm F1.4 2.0秒 ISO3200

SMC PENTAX 50mm F1.4 2.0秒 ISO3200

smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC 40mm F4.5 WR 10秒 ISO3200

smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC 40mm F4.5 WR 10秒 ISO3200

単焦点レンズのほうはさすがに明るいです。ISO3200なら固定撮影でも流れずにそれなりの画が撮れます。

画格周辺の収差の特性がそれぞれ表れています。単焦点は星像が歪むのに対し、ズームレンズは星像が甘くなり、周辺減光も大きいようです。(絞れば変わってくるかもしれませんが、今回は試しませんでした。)画格中心付近ではズームレンズのほうが星像がシャープに写っています。単焦点のほうがF値が小さくピントに敏感なのですが、ピント合わせが甘かったようです。これはズームレンズに比べてしっかり行う必要があります。

というわけで、固定撮影で星野写真を撮るならSMC PENTAX 50mm F1.4で十分。アイソン彗星が生き残っていたら一度これで撮ってみようと思います。追尾撮影できるなら画格の融通が効くズームレンズも今後使っていけそうです。

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