気象予報士試験対策|概況文などの独特の言い回しについて
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最終更新日:2014/09/19
気象予報士試験 受験テクニック 実技試験, 気象予報士, 資格
気象予報士試験の実技試験では記述式の問題が出題されます。ワークをある程度進めていくと、模範的な解答には言葉使いや文章の構成に共通するルールが存在する事に気がつきます。
普段何気なくテレビで見ている天気予報の解説も、放送局や解説する予報士の方が違っていても、ほぼ同じ様な言い回しをしています。
予報用語について
気象庁では予報用語を「明確さ」、「平易さ」、「聞き取り易さ」といった観点から用語を一意に定めており、気象予報士試験の実技試験の解答でもそれらを利用して記述する事が求められます。例えば時間を表す「未明、明け方、、、」とか、時間経過を表す「一時、時々、のち」とか、「強い雨」、「激しい雨」といった場合の時間雨量との対応だとか、、、。
これらの用語を問題で設定された状況に応じて自然に使い分けられるようにしておく必要があります。
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文章構成について
また文章構成についても概況文であれば「防災事項(見出し)」→「気圧系の現況」→「気圧系の予想」→「防災事項(詳細)」といったように記述する順番が決まっています。
これらについては普段から気象庁のHPなどで、実際の天気概況文を可能であれば毎日確認しましょう。特に大雨や台風の接近時などは要チェックです。短期予報解説資料も参考になりますので、合わせて確認すると良いです。
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